アップグレードの効果を探る
今回の帰りの便は、結果としてビジネスクラスになってしまいました。いつものようにチェックインを済ませようとすると、係りの方からアップグレードでビジネスクラスになったと言われたのです。思い込みなのかもしれませんが、ビジネスクラスというのはとてつもなく高くとても手が出せるものではないという認識だったので、驚くとともにとても嬉しい変更でした。
やはり深夜便なのでそこまで楽しめたかというと微妙なのですが、とにかく色々と体験できたことは良かったと思います。ほぼベッドのようになる椅子や、明らかに違う食事、また何度も何度も来てくれる客室乗務員の方など、とにかく一つ上のサービスだということがよく分かりました。
そんなアップグレードですが、どうしてこのタイミングで自分が選ばれたのかということが気になります。今の会社の社長は私よりはるかに多くJALに乗っており私よりずっと上のステータスですが、アップグレードの話はそこまで多くないと話していました。もちろん乗る路線や時間帯に関わってくると思いますが、よりサービスを使っているかどうかで言うと私などまだまだです。そこで考えられる理由は2つでした。
まず、単純にエコノミークラスの予約が席数以上に入ってしまい、誰かをビジネスに移す必要があった場合。おそらくその際はステータス順に選ばれると思いますが、たまたま今回はエコノミーの中で私だったという可能性はあります。
もう一つは、誰でもある程度のステータスに達した後、ご祝儀のような形で一度はアップグレードがあるのかもしれません。とりあえず一度はビジネスクラスを経験してもらって良さを伝え、以降はエコノミーよりも上のクラスでの予約をしてもらいたいという考えがあるとしたら、今回はまさに当てはまります。そしてこれはアップグレード先の席に空きがたくさんある場合に限るため、おそらく深夜便のようなあまり人気のない時間帯の方が起きやすいのではないでしょうか。
考察したところで、本当の理由は分かりません。色々な理由が絡んでいると思いますし、何よりコンピューターが基準に沿って決めているように思います。次回もそれを狙ってなどということは全く考えていません。ただ、もし次回があるのであれば選ばれる傾向が掴めると面白そうです。色々な思惑が入ってくるようなことは、積極的に考えを深めていきたいと思います。
それでは、また。