さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

できることを探すために人に聞く

今回の出張では、まず一日だけとても大切なアポイントが入り、急遽行くことになりました。しかしそのためだけにわざわざ海外へ行くのはあまりにももったいないので、もう少し滞在して他にも情報収集をします。大切なアポイントは社長経由でやってきたお話ですが、残りは自分で手配しなければなりませんでした。

結果として、滞在中は毎日誰かしらにお会いしてお話を伺えることになりました。直前にも関わらず時間を作ってくださった方々に失礼のないよう、しっかりと準備をしたいと思います。

さてそのように色々な方にアポを取って話をしようとすると、自分がまだまだ勉強不足であることに気づきます。もちろん普段はほかにやることがあるため後回しにせざるを得なかったこともありますが、理由はともあれまだできることがあるのに人に頼るというのはあまり良くないと思います。しかしそこで申し訳なさはあるものの、実は誰かに聞かないとまだできることがあることにすら気づかないのではないかとも思うのです。

何かしらの目標を掲げ、それに向かって進んでいる時、目の前にはやることがたくさんできます。そして普段の業務も重なり、一気に視界が狭くなります。しかし目標に近づいているという感覚があれば、とりあえず大丈夫だと考えてしまいます。その結果、周りを見渡してできることは他にないかと探さなくなってしまうのだと思います。

そんな中にいることをすぐに分からせてもらえるのが、周りから見ている人の言葉です。特に自分が所属している場所の外にいる人の方が、より的確に指摘してくれます。もし社内や組織内に聞きたいことを知っている人がいればすぐに聞いているはずなので、大抵話を聞きに行く人というのは外にいる人なのではないでしょうか。

何かについて自分よりも詳しい人に話を聞こうと動くことで、全く準備が足りていないことに気づけます。それなら、その時に急いでなんとか準備をすれば良いのではないでしょうか。少なくとも、今の私にはそれが精一杯かもしれないと感じます。

それでは、また。