さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

まずは視界に山を入れる

確か昨年のことだったと思いますが、羽田空港のラウンジで過ごしている時に富士山が見えました。まさか見えるとは思っていなかったので、地図アプリを開き、また検索もしてようやく富士山だと確信が持てたのですが、実はそれなりに有名なスポットだったようです。こんなに遠くからでも見えるんだなあと、感動しました。

視界に富士山が入れば、そこからその方角に向かって歩き出すことができます。もちろん使う手段はなんでも良いのですが、とりあえずあっちに行きたいというのが定まらないことには何もできません。その意味では、遠くから見える大きなものや高いものというのは、目標として最適です。

将来を見据えて何か行動を起こすときにも、この発想が大事だと感じます。まずは遠い未来の漠然としたイメージを浮かべ、とりあえずこんな感じ、ということだけは掴みます。そのようにして視界に山が入れば、あとは手段を決めていくだけです。そしてその手段を実行するわけですが、その時には楽しくないと続きません。途中途中で苦しいことや辛いことがあっても、ずっとその方向に進むには、根本的に楽しいと感じることでなければ難しいと思うのです。

では根本的に楽しいとはどういうことかというと、視界に入った山に登りたいかということです。山に登りたいという気持ちが強ければ、その途中に何があろうととりあえず山まではなんとかたどり着こうとします。その過程が、成長しているという言葉で表せるのではないかと思います。

もちろん、遠くから見ていた時には綺麗だった山が、いざ近くで見るとそうでもないということもあるでしょう。その時は、また別の山を探しても良いのだと思います。実際に目的地まで進んでくもの大切ですが、大きな目標は忘れないようにしなければと思います。

それでは、また。