何気ない所作で変わる印象
電車の中で本を読んでいる人、特に参考書などで勉強をしている人はすごいと思います。私もかつてはそのようにしていたような気がしますが、あまり頭に入らず、また疲れも溜まりやすい気がするのでやめてしまいました。どちらかというと、何かを学ぶ時にはしっかり腰を据えてやりたいと思っています。
そんなことを思いつつ電車の中を見渡すと、携帯をいじっている人がたくさん、その次に寝ている人あるいはお話をしている人、そして風景を見ている人といった感じです。私が携帯で何かしている時以外は風景や車内広告をキョロキョロ見てしまう人なので、車内での過ごし方は他の人の迷惑にならなければなんでも良いと思います。ただ、電車の中のような気を抜ける場所でこそ、自分が見られているという感覚を持つ方が良いのかなと感じる時があります。
日頃きちっとしている人が、車内ではだらしなく寝ているのを見てしまうと、一気に印象が変わってしまいます。そして電車の中のようなそもそも自分のことを知っている人がいない前提の場所だと、気が緩みがちです。気を抜かずにずっと姿勢を正しているというのも難しいことですが、最低限公共の場だという意識は必要だと思います。
「帰るまでが遠足」ではないのですが、ほんの少し気を抜いてしまうだけで損をしてしまうのはもったいなく感じます。気持ちを切り替えるタイミングは、常に考えたいです。
それでは、また。