さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

広告の引っかかり方

この週末は都営線を使ってたくさんの移動をしています。私は電車の広告を見るのが好きなのですが、いつもと違う路線なのでかなり違っており、退屈しません。なんとなく、説明の文章や文字が多い広告が多いのかなという印象です。

その中に、麻布十番の「ゆめみどう」という納骨堂の広告がありました。麻布十番駅に着いた時の車内放送でも広告しているくらいなのでかなり力を入れて宣伝しているのだと思いますが、その車内広告はなかなか面白いです。お墓まいりが楽しみになるというキャッチコピーや、お参りの度にお好きな墓石を選べるという、正直わけのわからないことがたくさん書かれています。私はお墓まいりが楽しくなったり、お参りするときに墓石が変わったりすることにほとんど魅力を感じません。そのため、この広告だけでいうともっと別の伝え方をしてくれた方が良かったように思います。しかしながら、何も頭に残らないよりもはるかにマシだとも思うのです。

そういった頭に残るかどうかの視点でもう一度車内を見渡すと、全く印象に残らないものばかりだなと感じます。もちろん、私の興味の範囲から遠いところにある広告が多いというのが大きな理由です。しかし、なんだこれと思うようなものがたまにあるので、少し寂しい気持ちになります。

他の車内広告で、とある学習塾のものも面白いと感じました。それは芸能人などを起用せず塾の先生と思われる方々の集合写真が載っているのですが、一人だけ顔が半分隠れているのです。それで塾生が増えるとは思えませんが、何かしら引っかかるものがあります。

何か引っかかるものがあると、マイナスのイメージを抱かせてしまう可能性もあります。芸能人というのは悪いイメージを抱かれることが少ないため、使いやすいのだと思います。ただ個人的にはその分引っかかりが少ないのではないかとも思います。引っかかりが多ければ良いというのは安直すぎる結論だと思いますが、これだけ情報量が増えると見せ方にはやはり工夫が要りそうです。

それでは、また。