連鎖的に広がる知識と話題
私は学校の教科で言うと社会が好きです。得意だったのは国語なのですが、好きかどうかでいうと社会の方が上で、特に歴史と地理が好きです。それは今でも変わっておらず、旅をするにしてもテレビを観るにしても、そういった系統が多くなります。
歴史を知っていると、読める本が広がるような気がします。というよりも、面白いと感じられる本が増える印象です。特に小説の面白さが増えるように感じますが、それは著者にとって前提となる部分を理解した上で読み進められるからだと思います。さらに、その小説の中でもっと深い話が出てくるので、もっと興味が湧きます。
本は一人でできる対話のようなイメージですが、相手がいる対話でも同じように知識が広がり、興味の対象も増えます。ただ対話の場合は話題として面白いかどうかということに加えてその場の流れもあるため、それだけではあまり深い内容にはならないのかもしれません。その意味で、深さと幅広さの両方が知識や経験には求められそうです。
このように書くと当たり前のことなのですが、ただ闇雲になにかを学び、色々なことを経験すれば良いというわけではないというのは、こういった理由から来ているように思います。あくまでも中心に自分がいて、その周りにどんどん繋がって広がる世界ができていく。こんな形を意識しておきたいと思います。
それでは、また。