さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

どうしたいのかを伝えないと

今回は土曜日まで仕事があったので、今朝がチェックアウトでした。ただ仕事は午後からなので、チェックアウトはギリギリの10時にしました。土曜日ということもあり混んでいるだろうと想像していたのですが、今朝はそれだけではない理由で混雑していました。

それは、ひとりの方が2つあるフロントのカウンターの内の1つをずっと占拠していたからです。事情はよく分かりませんが何やらトラブルがあったようで、かなりの剣幕です。1つしかカウンターが機能しておらず、フロントのスタッフの方はずっと謝っていたようなのですが、どうにも納得がいかないようでずっと怒りの感情をぶつけていたようです。

途中でホテルを出たのでどのように決着したのかは分からないのですが、怒っている方は終始対応に対して不満をぶつけ、謝罪に対しても否定をするだけで一向に解決する様子がありませんでした。何度も何度もミスについて責めるだけで、どのような対応を求めているのかが全く見えてきません。そのミスの結果どのような不利益を被ったのかが分かりませんが、その話を続けて何か状況は好転するのか、あるいは誰かが得をするのかとは思えなかったのです。

怒りの感情をどうにかしたいというのは自然なことだと思います。また、もしかすると同じようなミスを繰り返して欲しくないからという気持ちもあるのかもしれません。ただ、どうしてほしいのかを伝えないとただ時間が過ぎていくだけなのではないかと思うのです。怒りをぶつけてすっきりしたとしても、それは一瞬のことです。同じ時間を費やすなら、もっと有意義なことをしないのかな、と思ってしまいます。

ただ、ここまで露骨ではなくとも感情に支配されるということはありそうです。他の人に感情をぶつけるというのは論外としても、感情によって行動が支配されたり、後悔してしまったりということは想像ができます。

様子を見ていて、こういう人とは付き合いたくないなという気持ちが一番に出てくるわけですが、ただそれだけで終わらせず、自分は同じようなことをしていないかと振り返る機会にしたいと思います。あるいは、そのような人へ対応する必要があるときにどうすべきなのか。これもまた考えておきたいと感じます。

それでは、また。