さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

手に入ることが分かると興味がなくなる

熱狂的に何かが欲しくなる時、というのがたまにあります。最近は物よりも新しい経験の方を重視しているので何かを買いたくなることは減っていますが、昔はよくあったように思います。そして大抵の場合、買うかどうか迷っている時はとてもワクワクしているのですが、いざ買って使い始めると思っていたより楽しくないことに気づきます。

慣れてくると、そのことは織り込んだ上で何かを購入するので問題ないのですが、実は欲しいものが手に入ると分かった時にも同じような気分になると気づきました。これはお金を出せばすぐに買える類のものではなく、何かしらのステップを踏むことで手に入るものの場合に言えます。最初はいかにしてそのステップをクリアするかということにワクワクするのですが、一度形が決まりあとは時間とともにそれが達成されていくのを確認するだけとなると一気に興味が無くなってしまうのです。

6月くらいだったかと思うのですが、出張で移動手段として使っていたJALのステータスが上がりそうだということに気づきました。私の場合、帰省でも飛行機を使います。そこにもう少しだけ息抜きの旅行を加えると、ステータスが上がるということが分かりました。最初はいつ帰省するか、あるいはどこに旅行に行くのかということと効率的にステータスに到達するための計画を立てるのが楽しかったです。しかし一旦予定を確定させ、ステータスが上がることが分かってしまうとそこまで楽しみでもなくなってしまったのです。

旅行自体はとても楽しみであり、後悔は全くありません。そしてそこに別の楽しみがあるというのも素晴らしいことです。その一方で、やはり何かが欲しいと強く感じることに対しては慎重でないといけないと改めて感じます。

それでは、また。