さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

ボールを投げつつ引き戻す

業務量が多くなると、どうしても手元に来た話を全て誰かに託したくなります。自分ではどうにもできないことは当然そうなのですが、メインは自分でやるとしても誰かの判断や協力を求めるのであれば、それを一旦尋ねます。ボールを投げるとよく言いますが、まさに手元に来たボールをすぐにパスするイメージです。

仕事ではスピードが大切なので、このやり方自体は間違っていないように思います。しかしながら、投げた後全くフォローがないのもまた問題になりかねません。最近、その二つのパターンに気づきました。

まず、そもそも誰にもパスできない状況があります。そもそもチームあるいは職場全体で存在する業務量が多すぎるのです。全員が出来る限り動いてもどうにもならないくらいの仕事がある状況だと、パスを出すことはできても実はだれも受け止めて処理ができない場合があります。

二つ目に、ボールが消失してしまうことがあります。誰かに託したはずなのに、いつの間にかどこで誰が持っているのか分からなくなるということがあります。これは誰が悪いということでもなく、なんとなく責任が無くなっていって発生します。

いずれの場合でも忙しいということが原因になりやすいのですが、これが発生するとそのトラブルでまた時間と労力がかかることがあります。それを考えたとき、自分でしっかりとチェックをしておく必要があるなと痛感しています。そしてそれを表現するならば、ボールに紐を付けて戻ってくるようにする、けん玉方式だと感じています。

手元から離れたはずのことが戻ってくるのは大変です。しかし、意図して戻ってくるようにするのは有効だと思います。そんなことを感じました。

それでは、また。