さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

類は友を呼ぶ危険信号

今日は夕方に外出しての打ち合わせがあり、その後そのまま帰宅しました。雨が降っていたということもあってわざわざオフィスに寄るのも面倒だったからです。しかし時間がちょうど帰宅ラッシュと被ってしまったので、電車はかなり混んでいました。こういう時には中の方が空いているので奥へ進み、吊革を持って立っていました。

ある駅で隣の人が降りたのでさらに奥へ詰めようと少し横へ移動し、吊革も移りました。するとそのあと若い女性の方とその母親と思われる二人がもともと私のいたところにやってきました。そして娘さんと思われる方が吊革を掴んだのですが、温かかったということで気持ち悪いと言いつつ、すぐに手を離してしまいました。そしてウェットティッシュで手を拭いていました。

直前まで私が掴んでいた吊革なので、体温が伝わっているのは当たり前です。そしてまた、冷たいと思っていたものがそうではなかった時にはびっくりしてしまうのも分かります。どう感じるかは人それぞれなので、気持ち悪いと思っても仕方がないことです。しかし私はその発言と行動にかなりショックを受けてしまいました。

それはつきさっきまで私が使っていた吊革を気持ち悪いと言われ、遠回しに自分のことを貶されたと思ったから。ではなく、そんなことを平気で発言する人がいるということに対してです。そしてもっとショックだったのが、そんなことを平気で言ってしまう人が自分の近くに来てしまったということでした。

私は非科学的なことに対しては、あり得ないと切り捨てることはしませんが、あまり信じていません。ただ、人との縁や出会いといったものについては何かあるのだろうと信じています。その考えに関連して、似た人や気の合う人が集まりやすく、自分と根本的な部分で合わない人は自然と離れていくと考えています。そしてこれまでは本当に感謝してもしきれないほど多くの素敵な方とお会いし、仲良くさせてもらってきました。不思議なほど、周りの人については心地よく過ごさせてもらっていたのです。

しかし今回、周りの人を不快にしてしまうようなことをその人に聞こえるように言ってしまう人と出会ってしまいました。それは私にとっては、自分がそのようになりつつあるということを示しているように思えてなりません。人としての質が低下しているから、気をつけろと言われているような気がするのです。

このことに根拠はありません。正直、運が悪かったといえばそれだけのことなのかもしれません。ただ、自分を省みる材料にできそうなのは確かです。最近の言動で慎むべきことは無かったか、見返してみたいと思います。

それでは、また。