振り子は逆に振れ始める

ここ二日ほど、本当に単調な繰り返し作業ばかりをしていました。昨日は割と遅くまで残り、今日も夕方ごろまでかかってようやく完了し、とりあえず一息ついています。

そういった作業をしたあとだと、大抵の仕事は面白く感じられます。その一方で、同じような繰り返し作業にはどうしても拒否反応が出てしまいます。当たり前なのかもしないのですが、この感覚はなかなか形容し難いです。飽きるという感覚ともまた違って、本当に拒否したいという表現が適切なのです。

少し前に、あまりにもお金を気にしている時期がありました。ちょっとしたきっかけでお金を無駄にしてしまう（と思える）ことがあったのですが、それを境にして自分の行動を反省し、お金に対して寛容に戻れました。これを今回のことと同じと言ってしまって良いのかどうか分からないのですが、あまりにも行き過ぎたことを継続していると、ふとしたきっかけで自分にとって許容できる範囲は戻るようです。

負荷をかけるのは、自分の限界を広げるために必要なように思います。しかし、負荷がかかり過ぎている状況が続くと、どうしても元に戻ろうとする作用が働くようです。これは自分だけのことではなく、いろいろなことに当てはまりそうだと、なんとなく感じています。使い古された表現のように思いますが、振り切ったら逆に動こうとする振り子のようになるわけです。

具体的な話を書くのは避けておきますが、最近そう思うこと、場面が増えているような気がします。それもまた楽しくて良いのですが、振れる動きに振り回されることのないようにしたいと思います。

それでは、また。