さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

微妙な違いが分かる嬉しさ

今年度に入ってから、パスワードを見る機会が増えています。取引先の方から送られてくるメールの添付ファイルには必ず自動でパスワードがかけられ、ファイルの添付されているメールとは別にパスワードだけが記載されたメールが送られて来るためです。そしてそのパスワードはランダム生成なので、かなりいろいろな文字が入っています。それ自体はコピペするだけなので問題ではないのですが、自分がファイルやアカウントを扱うときにも同じくらいのパスワードを意識するため、触れる機会が多いと感じるのです。

パスワード以外の場面でもそうですが、区別しにくい文字がいくつかあります。ゼロとオーなどは最たるものだと思います。手書きだと、アルファベット小文字のuとnも区別しにくくなることがあります。日本語で言えば、うまくかけていないシとツも分かりにくいです。

こういった文字を区別できずにファイルを開けないと、ちょっとイライラします。パスワード中にゼロが一つだけならゼロとオーの両方を試せば良いだけですが、複数あると一気に試す回数が増えてしまいます。そこに他の判別しにくい文字が入っていると、もうお手上げです。ただ、そういった場合を除けば、このような細かな違いを区別して扱えるのはとても幸せなことなのではないかと思うのです。

思えば、日々扱う言葉はとても複雑です。音や形が似ていたリ同じだったりするのに、区別して使えます。そしてその複雑さを活かしてジョークやネタが作れます。すべてがそうではないかもしれませんが、もし言語の類似性や同一性がないと、想像力は働かないように思います。見間違えたり読み間違えたりというのは一見すると良くないのかもしれませんが、それもまた楽しめること、あるいは楽しむための材料になるように思うのです。

大きなことも小さなことも、なんとなく気づきがあると楽しいです。最近こんな感じの考えが多い気がしますが、それもまた良いように思います。

それでは、また。