さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

実は地球を回していました

先日Googleマップを使って日本地図を見る機会がありました。オフィスにいるフィリピン人スタッフから関西以西の日本について質問があったからです。やはり地図を見ながら説明すると理解しやすく、また所要時間や風景などもすぐに表示できて便利です。関西や中国、四国地方には割と詳しい方だと思うので、その辺りの質問をしてもらえたことで話は盛り上がりました。

さてその話が一通り済んだ後、なんの気なしにどんどん地図を広域にしていきました。オフィスのあるフィリピンや、かつて住んでいた香港を見つつ、もし旅行に行くならどこに行きたいかなどを夢想していたわけです。個人的には中東や中南米に興味があるのでそのあたりを見ようと一度限界まで広域にした時、あることに気づきました。実はGoogleマップは地球儀を回していたのです。

パソコンでGoogleマップを使うと分かっていただけるかと思うのですが、地図を動かす時にはマウスをクリックしたまま(ホールド)にして見たい方向と逆に動かします。まさに地図を掴んでスライドさせているような感覚なのです。マウスアイコンが手の形であり、動かす時には掴むアイコンに変わることもこの印象に拍車をかけているように思います。そのため、地球儀を回しているという感覚が全くなかったのです。

一方で、スマホタブレットの場合は地球儀を回している感覚でも間違っていないような操作感かもしれません。指で動かす形なので実際のものとは少し違いますが、少なくとも地図を掴んでいるという感覚ではないでしょう。

考えてみれば当たり前で、平面の地図をくっつけた形の表示だとどこかでずれてしまいます。地球儀でなければ正確な表示ができず、またアプリケーションなので空間の広がりについては気にしなくて良いのですから、当然地球儀で表示すると思います。しかし最初にある地点の拡大地図から入ってしまった私は、そのことにこれまで気づいていなかったのです。

小さな気づきなのかもしれませんが、個人的にはかなり新鮮な驚きがありました。こういう発見をもっとしていきたいなと思います。

それでは、また。