足に当たる日光なら好き
電車に乗るとき、日光が差してくる側に座ることがあります。背中側から差し込むこともあれば反対側からのこともありますが、とりあえず日光を浴びるのはそこまで好きではありません。とは言っても背中側であればスクリーンのようなものを下ろして防げますし、反対であれば基本的に当たらないのであまり問題にはならないように思います。
そんな風に感じていたのですが、先日は時間帯なのか構造なのか分かりませんが、膝から下にだけ日光が当たりました。特に意識はしていなかったのですが、だんだんと足が温くなってきて気持ちよかったために気づきました。車内の冷房が強めにかかっていたので、より快適に感じたのだと思います。
都合の良いもので、自分にとってメリットだけが感じられるときには、日光に感謝します。一方で不快だと感じてしまうくらいになるとそのメリットは一気にデメリットに転じてしまい、憎むべき対象のようになってしまいます。
自分にとってどのように感じられるものか。これは非常に大切なことです。それによって自分の感情が変わり、態度も変わります。基本的に自分はわがままであると分かった上で、何かに対してどのように感じるのかということを知っておかないと、すぐに態度に表れて周りを不快にしてしまうことがあります。もちろんその方が良い場合もありますが、損をしてしまうこともあります。
当たり前のことですが、わがままな自分を認められるタイミングというのは実はなかなかないのではないでしょうか。そんなことを考えました。
それでは、また。