さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

空の上の旅の範囲

東京への移動で使うのは当然のごとく飛行機ですが、クレジットカードを持っている関係でいつもJALを選んでいます。今回は便の時間もちょうど良く、価格、時間ともに満足です。そして機内でWi-Fiが使えるのもなかなか嬉しいサービスです。

JALの機内Wi-Fiサービスは、機内でも広告されています。3つの具体的な使用シーンを見せてくれるものです。そしてその中の表現に、「空の上」というものがあります。この表現はすんなり耳に入ってくるのですが、よく考えると少し違和感があります。空の上というのはどこを指すのかがイメージしにくいのです。

空というと、地上から見上げた空間である程度の高さに達したところを指すように思います。始まりも難しいのですが、まだなんとなく分かります。しかし、空の終わりはどこなのかというと、これが難しいのです。宇宙空間から地球を見たときのイメージで考えられるのかもしれませんが、それもテレビやインターネットで見ただけで実感がわきません。雲の上なら分かります。もしくは、空の旅などでも分かります。それをあえて空の上と表現するのは、このような引っかかりを意識してのことなのかもしれません。

細かいことであり、その表現の差で何か大きな問題が起きるわけでもないでしょう。そもそも場所を示す語を省略する場合もあり、その際は推測でコミュニケーションが取れると考えると、言語は曖昧さが残っており、それ故に柔軟なんだと思います。

言語という話でいうと、英語のイメージが強くあるからこそ、上という表現が引っかかったのかもしれません。ではその英語では空の上の旅と似たような表現をするのか。これもまた調べてみると面白そうです。

それでは、また。