さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

二つの企画を持ち寄ろうとする

今日はあるきっかけからイベントを開催しています。内容を先日のイングリッシュキャンプに似たものにしたので、感覚がすでにつかめています。あとはどうやって実施するか、誰を巻き込んでどんなことをするのかということをしっかり考えていくところに注力しました。

先日のキャンプに参加したのは、私とフィリピン人の先生の二人です。そこで、イベントの内容は主にこの二人で考えました。ただ、それぞれイメージすることやどうやって進めていくか、またやりたいことが違うので、まずは最低限こういう形で進めるということだけを共有して、それぞれがタイムスケジュールと内容を企画してみることにしたのです。そしてその企画を付き合わせてみたところ、なんと五分しか時間のズレがなく、内容も似ているものが出てきました。

私は企画を持ち寄って一つのものにするというやり方に抵抗があります。それはこれまでの経験でうまくいったことがないからであり、誰かがたたき台を作ってそれを直していく方が効率的に良いものができると考えていたのです。しかし今回は、二人で持ち寄っても良いものが短時間でできました。だとすると、そのように進めるために必要な要素とは一体どういったことなのでしょうか。

かつての企画と今回を比べると、今回の場合は同じ経験を共有していたということが大きな違いです。これは時間の感覚まで共有できているので、ズレを大きく減らせた要因の一つであることは間違いないでしょう。しかし実際にはそのようにするのはなかなか難しい。同じ経験をしている人がチームにいることの方が珍しいからです。だとすると、何なら合わせることができるのでしょうか。

私は、使う設備と時間は揃えられるのではないかと思っています。何かしらの縛りを設けるべきときに、この二つはズレることが少ないのではないかと思うのです。もちろん道具や時間の使い方の認識そのものに大きなズレがあればどうにもならないかもしれません。ただその場合は、たたき台を出して修正するやり方に切り替えれば良いのではないでしょうか。

そもそも二人以上で企画を持ち寄るというやり方自体にあまり好感を持っていないのはまだ変わっていません。ただ、初めてうまくできたという感動から、考察をしてみました。

それでは、また。