さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

夕立が来て欲しいと願うのは

先ほどからなんだか雷が鳴っています。時折稲妻も走っており、夕立が来そうな雰囲気です。最近かなり暑い日が続いているので、雨が降るのは大歓迎です。まだ雨音は聞こえてきませんが、是非とも降って欲しいと思っています。

しかし、もしこれが駅から家まで歩く時のことであれば、きっと降るなと願っていたはずです。雨など降ると思っていないので、傘は持っていません。一応折りたたみ傘はありますが、夕立はそれでは防げないでしょう。今部屋にいるからこそ、大雨が降っても構わないしむしろ降って欲しいと思っているわけです。

こんなことはよくあります。自分にとって害がないのであれば、それはどうでも良いことだと考えてしまいます。結果によって利益が生じうるなら、そちらになって欲しいと思うわけです。

天候については、人間の力ではどうすることもできないのできっとそれで良いんだと思います。誰かが不幸になるかもしれないという話をし始めると、おそらくどんなことも考えられません。同じことでも幸せに感じる人とそうではない人がいるからです。ただ、自分が関われるのに関わらず、安全圏からただ見るだけというのは、できる限り避けたいと思います。

毎日の生活や仕事の中で、あたかも天候のごとく考えてしまっていることはないのでしょうか。そんなことを夕立が来そうで来ない今の空を見ながら考えました。自分ができる以上に何かに関わると、それは関係する人にとって迷惑になりかねません。そういったことは避けるべきです。しかし、面倒になりそうだからとか、状況が見えてきてから良さそうな方につこうという考えを、あたかも不可抗力のごとく話すようになっていないか。そういうことを見直したいとふと思っています。

ただとりあえず今だけは、夕立が早く来ないかと願うばかりです。

それでは、また。