さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

過去の自分を見たくなるのか

先日使った飛行機の機内で、ずっとスマホの写真を遡っている人がいました。人のスマホの画面を見るのは良くないのでできる限り目線を外すようにしていたのですが、私からちょうど見える角度でずっと使っていたので、ちょくちょく視界に入ってしまったのです。そしてたまに見えてしまう時にはなぜかその方自身が写っている写真ばかりでした。

私は過去の自分の写真をほとんど見ません。もちろん、旅行の思い出などを振り返ったり、写真の整理をしたりする時には目に入ります。過去の自分の姿を見るのが嫌いというわけでもありません。ただ、そこに理由を見出せていないだけです。

どこかに行って何かを見た。楽しかった。これは素晴らしい記憶です。家族や友人と一緒にたまに振り返るのは有意義だと思います。しかし、過去の写真から何かを学べるかというと、ほとんどないように思います。旅行で何かを学べていたならそれはすでに身についていることです。もし写真を見なければ思い出さないようなことであれば、それは取るに足らないことではないかと思うのです。

私にとって読書をしたり動画を観たりするような感覚で、過去の写真を振り返るというのはあり得そうです。同じ本を何度も読みたくなることがあるように、既に知っていることでもなぞりたくなることはあると思います。このように、私の発想の範囲外にある行動をされている方を見ると、気づくことがたくさんあります。その意味で、移動を多くすることは有意義だと、なんとなく思います。

それでは、また。