さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

カレー麺の発想に習う

週末に台風が接近しました。私の部屋は特に雨風が強くなったという印象はなく、少しいつもより多めに雨が降っているかなというくらいでした。実家は四国なのでちょくちょく連絡を取りましたが、そちらも特に大ごとにはならなかったようです。

結果としては何事もなく良かったのですが、金曜日の夜の段階では万が一に備えて食料を少しだけ買っておこうかと思い、買い物に行きました。部屋にも備蓄してあるものはあったのですが、こういう時に理由をつけて買い物をしておくのもまあ良いかという発想です。そして購入したのは、定番の備蓄食料であるカップ麺です。

カップ麺は一応常に部屋に備えておくようにしています。普通に美味しいと思いますし、何も作る気が起きない時にあると便利です。選択肢はうどん、そば、焼きそば、ラーメン、スパゲティなど様々ですが、大抵決まって買うものがあります。それがカレー麺です。これは単純に安いプライベートブランド系でも味がほとんど変わらないからというそれだけの理由ですが、ふとカレー麺はインスタント食品の中でも異質なのではないかと思いました。それは、カレー麺だけインスタント食品の方が元々の料理よりも浸透しているのではないか。ということです。

私はカップ麺はカップ麺として楽しみます。例えばうどんなら、元々のかけうどんにどれだけ近いかではなく、カップ麺のうどんとして美味しいかどうかと考えるということです。その発想でいくと、カレー麺だけ比べる元々のイメージがなかったのです。もちろん、カレーラーメンというものがあるのは知っていましたが、食べたことがないような気がしたのです。

そういった元々のものがなくても、カレー麺は人気の食べ物としての地位を確立しています。これはすごいことなのではないでしょうか。参考にするものがないとなかなか手に取りにくいと思うのですが、それを乗り越えているわけです。そんなカレー麺のようなものを生み出す発想は、常にしたいなと思います。

それでは、また。