さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

メモの質と使うツール

色々なことに同時に取り組むとき、何をやらなければいけないかしっかり覚えておくのは必須です。しかし自分の記憶をしっかりコントロールするのは本当に難しいことで、やろうとしていることを思い出すために準備したその工夫すら忘れてしまうことがあります。そこで活躍するのがリマインダー。おそらく一番イメージしやすいのはアプリですが、指定した日時に入力した内容が出てきてくれます。自分が確実にスマホを見るタイミングに合わせて、やるべきことを思い出すような内容のリマインダーを設定すれば良いわけです。

もう一つ、リマインダーとして機能するものがあります。それが他の人です。自分が忘れても思い出させてくれる人がいれば、とても心強いです。そしてその方法として、ボールを渡すということがあるのだと思います。つまり、誰か自分以外の人が何かをした後、自分に次にやることが回ってくるようにするということです。この方法の良いところは、前に進みながら忘れないようにできるという点です。早くボールを渡そうとすると、自分の作業をそれだけ早く終わらせる必要があります。雑になってはいけませんが、スピードが上がるのは歓迎すべきことだと思います。

ただ、誰かに何かを渡す時には、きちんと相手に伝わるようにしないといけません。例えば、自分宛ではない電話がかかってきたとします。その際、その担当の人に伝えるにはどうしたら良いのか。自分に向けてのリマインダーセットなら、ただ自分に分かるようにすれば良いだけです。極端ですが、一文字だけできちんと思い出せるならそれでも良いわけです。しかし、他の人へのメモだとそうはいきません。いつ、誰からかかってきたのか。折り返し電話をしてもらうべきなのか、ただ電話があった事実を伝えていれば良いのか。きちんと伝えないと、ボールをうまく渡せたということにはなりません。

これは仕事をしているといつでも起こりうることで、メモに限らずメールでもメッセージでもなんでもそうだと思います。ただ、メモは自分がその場にいなくても伝わる、言わば自分の分身を作れる伝達手段だからこそ、うまく使えるとかなり変わってくると思います。上司へのリマインドをするリマインダー設定しながら、そんなことを考えました。

それでは、また。