ここならなんでも揃うの安心感
時々、会社近くのダイソーへ足を運ぶことがあります。その目的のほとんどが、細々とした道具を買うためです。色鉛筆や色画用紙など、ちょっとしたら教材作りに必要なものを探しに行くわけです。実はお隣のビルには文房具屋があり、そこに行けば大抵のものは揃ってしまいます。それではなぜその文房具屋に行かないかというと、ダイソーに行くと大抵のものが揃うというイメージがあるからです。
買いたいと思っているもの以外に、買わないといけないものを思い出すことは意外とよくあります。お店に行って実際に見たときに、必要だった物を思い出すわけです。そういうことを考えると、ダイソーほど便利な店は他にあまりありません。とりあえずそこそこの値段でそこそこの物を揃えられる。これはお金だけでなく時間の節約にもなり、かなりありがたいことです。
そんなことを考えていると、昔南大阪でよく使っていたトライアルというスーパーを思い出しました。24時間営業のお店で、あらゆるものがいつでも安いというのが売り文句でした。実際、その売り文句に恥じないくらいなんでも安く売られていて、物件の準備の時に助けてもらったのを覚えています。
何かを買わなければいけないとき、最安であるのは理想です。しかし、最安値が色々なお店に散らばっているのであれば、多少高くても同じお店で買うことにすることもあります。そのように考えると、とりあえずここに来ればなんとかなるという思いを抱かせることができれば、とてつもなく強いのではないかと思うのです。
ダイソーやスーパーの場合、幅広く商品を扱っているというのが一つの強みになると思います。しかし、もっと狭い範囲でも需要さえあればここに来れば良いという商品を作るのは可能ではないかと思うのです。
まだ今いる会社がそうなれるかどうか分かりませんが、備忘録として残しておきます。
それでは、また。