さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

来客時の片付けレベル

今日は朝からお客さんが来ました。以前ヒビが入ってしまった窓の修理をしてくれる業者さんです。今日は寸法を測ったり写真を撮ったりするだけですぐに終わりましたが、それでもやはりある程度の準備が必要でした。

私は片付けが苦手です。大抵のものを取っておいてしまうので、だんだんと居住スペースが物で占領されていきます。それに加え、出張や外出続きの日々だったということがあり、なかなか片付けをする機会がありませんでした。前回友人が来た時にはある程度スッキリしていたのに、また物が散乱する。そして今日業者さんが来てくださる時に、改めて片付けをしたわけです。

常に綺麗に片付いている部屋を維持すべきというのが、当然理想的な形です。しかしそれは将来的に目指す姿です。まずは最低限来客がある時には部屋を綺麗にできているということ、つまり、少し時間をかければなんとかなる程度の物の量であることを褒めたいと思います。甘々の基準のように思いますが、そもそも来客に対してどのくらい部屋を綺麗にするかというのは、実は考えるべきなのではないかと思うのです。

部屋はホテルでもなければ、応接間でもありません。当たり前ですが、暮らしやすい部屋とお客さんにとって心地の良い部屋というのは、一致しません。綺麗であれば心地良いということは動かぬ事実だと思いますが、多少物が散らかっていてもその方が楽だという場合もあると思うのです。

このように考えると、実は生活感を見せないというのはかなり非効率的なことではないのでしょうか。お客さんが来るたびに何かを片付け、綺麗に見せるということです。特に一人暮らしをしている場合、収納スペースにあらゆる物をしまうことなど想定していません。ベッドなど、見せて当たり前なのです。

段々と応接間という部屋の価値が見えてきたような気がします。できる限り物を無くしておき、掃除機や雑巾をかけるだけでお客さんが来ても良い空間ができる。これは一見無駄に見えますが、あるととても便利なのではないでしょうか。まあ、今日のケースのようにそもそも応接間があったとしても対応できない場合はありますが。

これまで考えもしなかった、つまり概念として持っていなかったものが、少しずつ増えてきているような気がします。そういったことを少しずつ書いていきたいです。

それでは、また。