さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

力は強さではなく使い方

一昨日から、オフィスで氷を作り始めました。オフィスにはホットコーヒーを作れるネスレバリスタとポットがあるのですが、熱くない飲み物は外で買ってこないと手に入らないのです。冷たい飲み物が好きというわけではないですが、さすがに熱々のコーヒーばかりというのもきつくなってきたので、氷を入れられるようにしようと考えたわけです。エアコンがあるのでキンキンになるまで冷やす必要はなく、ちょっとだけ氷があれば十分です。

お水を入れた製氷皿を冷凍庫に置いておくだけなので、何も難しいことはありません。ただ、まだ今のところ私しか使用者がいないので、氷を作りおきするほどではありません。そうなると、使うタイミングで製氷皿から一つずつ氷を取ることになります。この時、製氷皿からうまく氷を外せなかった幼少期を思い出しました。

氷を製氷皿から取り外すには、製氷皿を少しだけねじるように力を加える必要があります。闇雲に氷を引っ張ったり、裏から叩いたりしても意味がありません。しかし、初めて製氷皿とその中の氷に向き合った時には、単純に力が足りないと感じてしまいました。母親がうまく取り外せるのは、子どもと大人の力の差だと、そんな風に思ったわけです。

力はただ闇雲に強ければ良いというわけではないというのは、よく言われることのように思います。特に激しい戦闘がある漫画やアニメなどでよく聞くフレーズではないでしょうか。しかしそれは現実でもそうで、力が強くてもそこまで変わらないように感じます。もちろん、自分の力が他の人と比べてどの程度なのかを完璧に把握しているわけではないので、一概には言えません。ただ、どう力を使うか、その方法を知っている方がはるかに便利なのではないかと思うのです。

これが単純な力にだけ当てはまる話なのか。これはとても興味深い話題です。氷を作るだけで、とても楽しく考えが広がっていきました。

それでは、また、