さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

どうせ聴くなら心安らぐ音が良い

機会があり昨日の夜から千葉県富津市に来ています。海が目の前のお家でゆっくりさせてもらいながら、新しい仕事の準備をしています。祖父母の家が海に近かったため、海は割と好きです。久々に波の音をゆっくりと聴くことができ、なんとなく落ち着いた気分になれました。

海をゆっくりと眺めたのは本当に久しぶりな気がします。セブでは海の目の前にいたはずなのに、慌ただしくしていたせいか安らいだという記憶はあまりありません。その後帰国してからも何もせずただ海を見つめるという時間は無かったように思います。

そういった時間が必要かと聞かれると、正直なところ分かりません。海を見て波の音を聴いて心が安らいでいるのは事実なのですが、それが無かった時もとても楽しく毎日を過ごせていたので、無くても大丈夫なのかもしれません。ただ、今回ゆっくりとした時間を海と共に過ごせて分かったのは、波の音は常に聞いていても飽きず、ノイズにはならないということでした。

一人暮らしをしていると、部屋の中に何も音がないとなんとなくつまらなくて動画を流したりテレビをつけたりすることがあります。そしてこれは多くの人に当てはまるのではないかと思います。もちろん集中して何かに取り組む時や読書をする時には静かな環境にしますが、だらだらする時には音があると良いなと感じるのです。

もしかしたら、全くの沈黙よりも何か音がある方が人間は安心するのかもしれません。だとすると、海のすぐそばに家があると常に波の音があって良いのではないでしょうか。それでいて、波の音だけしか聴こえないならそれは沈黙の時と同じように感じることもできる気がします。波の音は心地良いBGMになると同時に沈黙の邪魔をしない、素晴らしい音なのではないかと思うのです。

嵐や台風の時には海のそばだと怖いかもしれません。それは経験したことがないので分からないです。それを経験した上で判断すべきかもしれませんが、なんとなく、海の近くに住むというのもありなのかもしれないと、そう感じます。

それでは、また。