さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

有名人を使う理由

東京に来て、目にする広告の量が増えたような気がします。同時に、種類も増えたように思います。地方でもそれなりには目にするはずですが、やはり提供される製品やサービスの量が段違いなので、それらの広告も多くなっているのではないかと思います。

私は長い間、広告に有名人を起用する理由が分かりませんでした。芸能人のようなよく知られた人がその製品やサービスを告知しても、買う気にならないからです。食品や飲料のように簡単に試せる値段のものならまだしも、車や家のように高いものだと誰が広告をしているかで判断するのはとても難しいことです。他にも、航空会社の広告に自分の好きな人が出ていたからといって、移動手段に飛行機を使うという選択にはなりません。あるタイミングで自分に合うかどうかで決めます。

こういう話を周りの人にすると、好きな人が使っているから自分も使いたいという人は一定数いるんだと反論されます。それは確かにそうなんだと思います。ただ仮にそうだとして、その数はどのくらいなのでしょうか。そのある一定の数を取るために莫大な費用を投下するとしたら、あまりにももったいない気がしてならなかったのです。

しかし最近、有名人を使う理由で一つ納得できるものが見つかりました。それは、「安心感」です。広告に出ているよく知られた人が使っているなら安心!という意味ではありません。それは広告の場面だけで演技をしているだけかもしれないからです。

ではどういうことかというと、広告を見た時、「これは誰?」という疑問を抱くフェーズをすっ飛ばせるという意味での安心感です。有名人を起用すれば、広告を見た人はこの人は誰?ということを考えることなく、これはなんだろう?というところにたどり着いてくれます。おそらく、これがかなり大事だと思われます。ストレートに製品やサービスに興味を持ってもらいやすくなるからです。

もちろん他にも様々な理由があるのだと思いますが、疑問に思っていたことが氷解した時ほど気持ちの良いことはそうないと思います。その衝動のまま、書いてみました。

それでは、また。