当たり前にあるものを挙げていく

今日もお休みですが、ちょっとしたお手伝いをしています。といっても小さな運送会社の事務所で非常に単純な作業を繰り返すだけです。面白さはそんなにありませんが、まあすぐに終わることなのでパパッと仕上げてしまいました。

あんまり大切な情報が目に入ってもいけないのでうろちょろはできませんが、周りを見渡すことくらいはできます。すると、同じ事務所でも私が普段仕事をしているところとは全然違います。一つの棚には地図がたくさん並んでいます。また他の棚には宅配便を頼む時の送り状が山のように置かれており、その横にはこれでもかというくらいの段ボールとガムテープがあります。パソコンもあることにはあるのですが、台数が少なく、全てデスクトップ型です。また全体的に機能性が重視されており、家具の配置や色にこだわっている感じは全くありません。全然業種が違うので当たり前ですが、このような違いを見られるのは面白いなと感じています。

もし自分が運送会社を始めるとしたら、という想像をしてみます。今日その事務所を訪れる前は、全く何をどうすれば良いのか、どういうものが必要かなんて、全く分からないでしょう。そんな状態で事業を始めるなんて、かなり難しく思えます。しかし、少しでもイメージがあると、とりあえず何から手をつければ良いのかくらいは分かります。ほんの数時間いただけで、あ、これは必要なのかも？というものが少しは把握できるわけです。

こういう感覚が何かを始めるときに必須というわけではないと思います。しかし、あれば便利です。また、自分がそういったところに何かを売りに行くというときにも、イメージがあると変わってくるでしょう。色々な地域の様々な業種の会社に行く機会があると、気づけることは結構多いのかもしれません。

今の仕事はそのチャンスが少なくないはずなので、どう活かして行くかイメージしておきたいと思います。

それでは、また。