さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

今しかできないことってなんだろう

最近、職場の人に東京観光をしたかどうか聞かれます。引越しのドタバタも落ち着き、仕事にも慣れてきたからこそ、週末の休みを使って行ったことのない名所に足を運べるということなのだと思います。浅草や上野、お台場などいわゆる観光スポットに加え、もう少し足を伸ばして北関東や鎌倉、他にはその時の花の名所などを教えてくれます。

どこかへ行くのは好きですし、知らないところを教えてもらえるのはとても嬉しいです。特に花の名所はかなり興味があります。花に限らず植物全般が大好きです。その一方で、観光名所は誰かと一緒に行くなら良いのだけれど、一人で行くとなるとそこまで気乗りしません。そんな感じで、これまでの週末は大抵洗濯と買い物と読書、そして今住んでいるエリアの周辺散策をしました。

しかしこれがその方にとってはもったいなく映るようです。せっかく東京に来たんだから、まずはオーソドックスな東京の名所を知っておくべきだろうと。そしてそれはまだそこまで忙しくない今しかできないことなんじゃないかと、そんなアドバイスを頂きました。

確かにそれはそうなのかもしれません。これまでは行きづらかった場所に簡単に、安く行けるようになったわけですから、足を運んでみるのは良い景観だと思います。しかし、そのタイミングがいつなのかというのは、なかなか決められないものなのではないでしょうか。

本を読むとしても、時間は使います。本なんていつでもどこでも読めると言われるかもしれませんが、そう言って先延ばしにしていたらずっと読めません。もちろん、週末のまとまった時間がある時には時間のかかるお出かけなどをして、本を読むのは毎日の夜など短い時間を積み重ねれば良いという意見があると思います。しかしそれも、毎日の夜に他にやることがあると、それがその時にしかできないことになり、本を読めなくなるわけです。

この考えは、あらゆることに言えてしまいます。結局のところ、何をやってもそれは今しかできないことと言えてしまうわけです。だとしたら、自分が今していることは間違いなく今しかできない有意義なことだと、胸を張って日々を過ごせるようになるのが重要なのだと思います。

それでは、また。