さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

玄米食で感じるメリットとデメリット

たまに両親が健康的な食事に目覚めることがあります。影響を受けた情報源はテレビだったり人から聞いたことだったりまちまちですが、大抵はそこまで続きません。その中に玄米食があります。しかし実家ではすでに玄米は食べなくなっていて、買ってきた玄米を家で三分づきに精米して食べています。そして一人暮らしを始めるにあたり、お米はスーツケースに入れて持ってきました。白米、分づき米、玄米という三つの選択肢があったのですが、私は玄米にしています。単純に自分が美味しいと感じているからですが、玄米にはメリットとデメリットがあります。

まずメリットですが、やはり健康的なんだと思います。目に見える形で分かるわけではありませんが、少ない量でも満足できて腹持ちも良い印象です。それ以外には実はメリットと呼べるようなことはないのですが、個人的にはプチプチした食感が大好きです。

さて一方でデメリットですが、実はこれが結構多いです。まず、玄米を炊飯できる炊飯器を選ばなければなりません。それなりの大きさの炊飯器なら安いものでも炊けるのですが、小さいサイズのものだと玄米を炊くコースがないものが多いです。玄米コースがあっても、炊き上がるまでにかかる時間は白米に比べて大体20分くらい長くなります。急速炊飯という炊き方もできないので、時間がないときには不向きです。もちろん長い時間をかけて炊飯する分電気代も高くなります。おそらく吸水のための時間も長く取らなければ美味しくありません。また、炊飯器を使って作れるご飯料理ができなくなります。具体的には炊き込みご飯やお粥です。これは地味に痛い点です。そしてなにより、たまに籾殻がついたままのお米が入っていることが非常に面倒です。本来は玄米として売られている段階で籾殻は取れているはずなのですが、米粒の大きさが小さいものは取りきれずに残ってしまうことがあります。その籾殻は精米の時に取れるのですが、玄米として食べるということは精米しないということなので、籾殻がついたまま炊飯してしまいます。炊飯の前に気づいて取り除くことができれば良いのですが、色も似ており紛れているとなかなか見つけにくいのです。結局籾殻ごと食べてしまってから分かり、ちょっと嫌な気分になります。

ここまでまとめてみて、改めて玄米だけの生活はオススメできないと感じています。基本は玄米だとしても、精米機を持っておいて必要に応じて精米できるのが良さそうです。それでもやっぱり美味しいし健康に良いと思うので私は玄米を食べ続けますが、一般的にはこんな結論だと思いました。

それでは、また。