さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

隣の芝生は青く見える

いよいよ片付けもほぼ終わり、あとは部屋にあふれている段ボールとプラごみを捨てるだけになりました。これらがなくなればかなり快適な部屋になりそうで、満足しています。初期費用と退去時費用が想定よりも多くかかってしまい、そこだけが残念ですが、部屋自体は実に見事に私の重視する点が満たされ、重視しない点が簡素化され、ほぼ完璧です。

しかし、どうしても自分の判断がどうだったのかというのを調べたくなってしまいました。お買い物で出歩く際に周りの賃貸物件の名前で検索したり、不動産サイトで似た条件で検索したりしてしまいます。今更どうしようもなく時間の無駄とは分かっていても、将来的に今のエリアに家を借りたり買ったりする可能性もあるかもしれないから相場を調べておこうと言い訳をしながら調べていました。

すると案の定、パッと見完璧に好条件の部屋が見つかったのです。今の部屋から歩いて2分ほど。駅からの距離はほぼ同じです。部屋の広さは今の部屋より広く、バルコニーもあります。家賃は1000円高くなるものの、礼金が要らず仲介手数料も電話で問い合わせれば無料というものでした。おそらく退去時の費用も今の部屋より安くなります。この物件を見つけた時、失敗したなあと感じました。もっとしっかりと時間をかけて探せばよかったと。節約できた費用を合わせると10万円を軽く超えるので、それだけあればどれだけのことができたかとショックを受けました。

しかし、よくよく調べてみるとその部屋は5階建てビルの5階にあります。最上階の角部屋と言えば聞こえは良いですが、エレベーター無しで5階まで上がるとなるとなかなか大変です。また、完成した年が今の建物よりも12年ほど昔で、耐震基準が新しくなる前の建物でした。

以前の賃貸物件の探し方という記事(http://saigodon-7ch.hatenablog.com/entry/2018/01/31/204146)で書いた内容から考えると、5階の部屋ということと築年数は変えられない点です。この2点はこれからどれだけの期間過ごすのか分からない部屋だということを考えると、かなり大事なポイントだと思われます。後からお金を払っても買えないことです。もし仮に新しく見つけた部屋に決めていたらそれはそれで納得していたと思いますが、別に今の部屋にしたことを後悔しなくても良いのではないかと感じました。

大事なのは、今の部屋に満足しているかどうかです。もちろん時間を十分にかけられず焦って決めてしまった部分は反省しなければなりません。焦った結果退去時費用については見落としがあったので。ただそれはそれとして、今の部屋には満足しているので、他の物件を羨ましがる必要はないと思うのです。

一瞬大きなショックを受け、ちょっとしたらすぐに考え方と感じ方が変わったのが、自分のことながら面白かったのでまとめてみました。

それでは、また。