さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

ハイビームの使い方はどこで習う?

今日は暗くなってから車を運転する必要がありました。それ自体は普段からしていることで全く珍しく無いのですが、今日は家を出てすぐにパッシングをされてしまいました。対向車がハイビームを一瞬だけ点けるあれです。パッシングは何かを伝えたいときにされることなのでちょっと確認したところ、ライトを点け忘れていました。

車どうしでは、ウインカーを出すことやハザードランプを点滅させること、そしてライトとクラクションの操作くらいしかコミュニケーションの方法がありません。ウインカーは分かりやすいですが、ハザードランプやライトの操作には時と場合に応じて、また地域や人によっても様々な意味があるようです。

例えば、ハザードランプ。本来は緊急であることを示し、一時的に路肩に停まるときや故障で動けなくなったときに使います。でも、沿道にあるお店の駐車場から道路に入ろうとしていて、走っていた車が停まって入れてくれたときに、ハザードランプを少しだけ点けることで感謝の意味を伝えることもあります。他にもパッシングであれば、右折しようとしている時に対向車が道を譲る意思を示そうとしてすることもあれば、逆に来るなという意味で使うこともあるそうです。

こういった車どうしで行うコミュニケーションの手段については、教習所ではほとんど教えてくれません。私の経験ですが、ライトは基本的にハイビームで、対向車や前の車がいる時にはロービームにしておくということも教わりませんでした。それ以前に、ライトをハイビームにする方法すら教えてもらっていない気がします。結局、ほとんどの操作や合図について両親に教えてもらいました。

おそらく、意味の変わることを教えるのは教習所の信用にも関わるためできないんだと思います。ハイビームについては分かりませんが、基本的に使わないという想定なのでしょうか。しかし、現実には様々な操作を局面に合わせて臨機応変にしなければなりません。それができなければ自分だけでなく周りの人の命をも危険にさらしてしまいます。実際には使うことならば、教えてもらいたいなと思います。もしくは一般に共通することを集めた取扱説明書のようなものが欲しいです。

同時に、自分では当たり前になっていることをいかに伝えていくか。これも考えていかなければならないと感じました。

それでは、また。