もったいないの概念が変わってしまう
珍しくこんな時間まで起きていて、かつ友人を待っているので記事を書いてみたいと思います。ほとんど同じ日のうちに二つの記事を書くというのは初めてな気がします。
ホテルや旅館に泊まっていると、追加料金無しで受けられるサービスがそれなりにあります。アメニティのサービスだとか、お茶とか、部屋においてあるティッシュだとか、もっと細かく言うと水道光熱費もそうです。せっかくお金を払って泊まっているんだから、得られるものは全て得たいというのが人間の心理です。お茶があるならできるだけ飲みたいし、もし未開封なら持って帰りたいと思います。
でも、実はそれが自分にとって必要かというと必ずしもそうではない。ティッシュではなくタオルを使うこともできますし、お茶だって別に飲まなくても良い。結局、自分にとって「金銭的に」もったいないかどうかしか考えてないわけです。どうせおんなじ金額なら使った方が得だということです。
これは社会的に見ると損をしています。ティッシュを一枚多く使ったからといって、満足度は上がらない。じゃあそのティッシュ一枚を最も必要とする人(例えば、同じ部屋に泊まった鼻水の止まらない人)に回したほうが本当は良いはずなのです。そんな簡単なことがなかなかできない。人間、もとい資本主義に生きている人間は合理的に生きようとし過ぎているのかもしれません。
効率的なのは良いことですが、みんなが効率的に選択してしまうと逆に非効率的になるのもまた事実です。そんなことをまた思いました。
それでは、また。