さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

走りやすい道に隣り合う死

用事があって愛媛県に来ています。県庁所在地の松山市は実家のある高松市よりも人口が多く街の規模としても大きいのですが、それでもどうしても電車だけで移動するのは難しいです。特に今回は東温市という松山市中心部からは少し離れたところに来たので、車での移動が中心になっています。

運転をしていると、松山市の中心部はなんだか走りにくいなと思ってしまいます。その理由は単純で、路面電車が走っているからです。松山の街を歩いたり観光したりする際には良いなと思うのですが、自分が車を運転して路面電車の隣を走ったり線路を横切ったりするとなると少し怖いです。広島旅行のときにも感じたことですが、市民の方はよくあんなにスイスイ運転できるなと思います。また、これは私の感覚ですが松山市中心部へ行ける道が少なく曲がっている、高架が多いという印象も持っています。

ただ、走りにくい道というのは悪いことばかりではありません。走りにくければそれだけ用心して運転するので、事故が起きても死者がでるような重大な事態にはなりにくいのです。いきなり遠くの話になってしまいますが、フィリピンではあらゆる道に車が溢れていて常に渋滞しているような状況なので、車の走るスピードはかなり遅いです。ノロノロと進みます。あまりにも車が多くかなり強引な車線変更や割り込みがあるので、見ていてとても危ないと感じますし絶対に運転したくはありません。しかし、スピードが遅いため事故になってもかするくらいです。

香川県は残念ながら全国でも有数の運転マナーが悪い県です。死亡事故率も毎年トップか2位という不名誉な記録を持っています。免許を更新する際の講習でも言われたことですが、香川県の道路は整備が行き届いており、運転しやすいそうです。しかし、それが一つの原因となってスピードを出しがちになり、結果として重大な事故が多発しているようです。

渋滞がなく目的地までスイスイ進めるのが理想です。しかし、利便性ばかりに目を向けた結果大きなツケを払わされるという事態になっているのだと、改めて感じました。運転をする者として、いつでも人を殺しかねないということを常に意識し、気をつけたいと思います。

 

それでは、また。