さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

ストレスと怒りとエネルギー

最近、周りでストレスを感じている人が多いように思います。
うまく処理できていると良いのですが、溜め込みすぎて爆発してしまったり、ふさぎ込んでしまったりすると心配しますし、周りも巻き込んで多くの人が悲しんでしまうこともあります。
今回は、ストレスについて少し考えてみました。

誰でも、何かしらの刺激を受けるとストレスを感じます。
本やテレビから得る情報では、悲しいことや苦しいことだけでなく、嬉しいことや楽しいことからでもストレスは感じるそうです。
以前の記事でも触れた持論ですが、ゲームをしていると楽しいのにイライラが溜まっていく感じもあるので、間違っていないように思います。
これは個人的な考えでは脳の感覚と身体(手足)の実際の動きとずれがあるからだと結論づけているので、ただ楽しいだけというわけではないかもしれませんが。

上述のとおりだとすると、ストレスは何をしても溜まってしまうものなので、溜めないようにするよりもむしろうまく解消していくのが必要だと思われます。
その方法には色々あると思いますが、共通するのはエネルギーを発散するということのように思います。
ストレスが溜まっているというのは何か不満があって悩みを抱えていて動けないということなので、少しでも行動に移せて解決の糸口が見つかると変わるものです。
自分ではどうしようもできず時間の経過によってしか解決しないような問題だとしても、前向きに考えられれば捉え方も変わってきます。

では、その余っているエネルギーをどう使っていくのかというのが問題になります。
ストレス解消方法としてよく聞く運動というのは、まさに体を動かすエネルギーとして使用しているのだと思います。
一方で、怒りをぶつけるというのは感情を動かすエネルギーとして使用しているのではないでしょうか。
この考え方で進めていくと、もし怒りのエネルギーを誰か別の人にぶつけると、そのエネルギー分は他の人に溜まってしまうのではないかと思うのです。つまり、他の人のストレスとして蓄積されるので、全体で見るとエネルギーが解消されていません。
もし生活のうちの長い時間を一緒に過ごす人が怒りをぶつけ合う同士の関係だと、エネルギーはいつまで経ってもなくなりません。
むしろ、増幅し続けるばかりではないでしょうか。

所属するコミュニティを選べるならストレスを感じる環境から離れれば良いだけのことですが、社会においてはそうも言ってられません。
だとすると、ストレスに対応する力は必須だと思われます。
そして、それをうまくできる人はいろいろな面で重宝されそうだともいえます。

自分自身はあまりストレスを溜めず、また発散もできる方ですが、まだ一般化というのはできていません。というか、一般化できるのかどうか分かりません。
ただ、エネルギーだと捉えるとうまく活用できるのではないかと思います。
良い方法がないか、探していきたいと思います。

それでは、また。