さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

ガスとファンヒーターの温かさ

実家にいると家事を頼まれます。
多くは運転を伴うお買い物ですが、寒くなってくると買うものが増えます。
それが、灯油です。
近くのホームセンターまで車で行き、灯油を補充してから帰ります。
空の時は軽いのに、いっぱいになると結構な重量で、比較的よく頼まれます。
ついでにファンヒーターへの給油も時々ですが頼まれます。

思えば、ファンヒーターというのは実は縁遠いものです。
実家では幼いころからずっとあり、あるのが当たり前だと思っていたのですが、一人暮らしの時には無いのが当たり前でした。
重い灯油を運ぶ手段がないのが一番の理由ですが、そもそも狭い部屋でファンヒーターを使う意味があまりありません。部屋全体を温める必要がそもそもあまりなく、もしそうしようと思ってもファンヒーターほど強くなくて十分です。
こたつと、コンパクトヒーターでぬくぬくと暮らしていました。

これに近いのが、ガスのように思います。
一人暮らしの部屋でガスが通っている部屋は、あまりないのではないでしょうか。
二年生まで住んでいた部屋にはガスがありましたが、引っ越すときに診た物件の中で、ガスの通っている部屋の少なさにびっくりしました。
私の個人的な意見ですが、ガスで調理すると電気の時よりもなんとなくおいしく感じます。それもあって最初はガスが使える部屋にこだわっていたのですが、どうしても家賃が安い方を選んでしまいました。

一人暮らしをしていると、どうしてもコストを下げようという意識が働きます。
多少不便でも自分一人の問題なので、我慢できます。
一方で、家族で暮らす家だと何か一つ改善すれば全員がメリットを享受できるので、むしろ少し贅沢をする方に動いてしまいがちです。
ファンヒーターやガス程度で贅沢というのは変なのかもしれませんが、ふと気づくと、幸せな生活を送れていると感じます。
ガスとファンヒーターがあると、物理的な温かさを感じるだけではなくなんとなくほっこりできます。
これまではこたつが冬の温かさの象徴みたいな印象を持っていましたが、案外ファンヒーターの方が近いのかもしれません。

それでは、また。