前提が違うと変わる反応:タクシーメーターの恐怖
みなさんおはようございます。
さいごーです。
昨日のそこそこ無茶な行程による疲れを取るため、昨晩はしっかりと睡眠を取りました。昨日は移動中に眠れるのは効率的と書きましたが、やはりしっかりとベッドで寝られる方が疲れは取れますし、ストレスもありません。睡眠時間の確保はビジネスパーソンとして必要最低限かつ超重要なことですね。
昨晩疲れている頭でタクシーに乗って空港から戻っているときに、あることにふと気づきました。
またタクシーの話題になるのですが、それだけ気づきが多いみたいです。
一度記事にもしましたが、セブのタクシーではたまにぼったくりに遭います。
(セブでのタクシーの乗り方)
ぼったくりかどうかを判断するためには、乗った後すぐにメーターがきちんと動いているかどうか確認する必要があります。
たまに乗る少し前から動かしている運転手もいるため、乗ってから運転手がメータ―に触っていないからと言って早とちりしてはいけません。
基本的に、超長距離でなければメーターを使ってもらえれば一番安く行けます。
つまりセブの場合、メーターが動くと安心します。特に、動いていることを確認してしばらく走った後、実際に運賃が上がった時にはほっとします。
この感覚って、日本ではありえないと思います。タクシーの運賃なんか気にしない人なら別だと思いますが、私のように短距離でしかタクシーを利用しないとなると、メーターができる限り上がってほしくないと思います。
いつ初乗り分が終わってしまうのかとびくびくするわけです。
ここに、メーターが上がって安心する(嬉しい)気持ちなんて全くありません。
これって、タクシーのメーターに対する前提の違いじゃないかと思うのです。
セブの場合、動かないと損をする。日本の場合、動くと損をする。動くか動かないか、たったそれだけなのに、大きく反応が変わります。
もちろん、セブのタクシー運賃が安いため多少上がっても気にしなくて良いというのはいくらかあります。
しかし、もしセブのタクシーも日本のタクシーのようにぼったくりなどなく、どのタクシーでも確実にメーターが動くとなれば、動いてほしいとは思わないのではないでしょうか。
この背景には、セブのタクシー運転手にとってメーターを動かさないインセンティブが働いていると思います。運賃が安いというのもそうかもしれませんが、メーターを動かさずにふっかけても罰則がないということは大きいです。もめ事になれば、外国人と現地の人であれば確実に現地の人が勝ちますから。
ここまでぼったくりの話を書きましたが、しっかりとメーターを使って正規の運賃で乗せてくれる運転手がほとんどです。そして中には流ちょうな英語できさくに話をしてくれる人もいます。あくまでも一部の運転手の話だということは知っておいてください。
同じメーターの動きなのに、反応が変わることに我ながら面白さを感じました。
それでは、今日からホリエモン祭りまで、またしっかりと動いていきます。
それでは、また。