さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

海外で暮らすための条件

みなさんおはようございます。

さいごーです。

 

昨晩、WAOJE(旧和僑会)セブのミーティングに急きょ参加してきました。
WAOJEというのは海外にいる日本人起業家、事業家の相互扶助団体で、アジアを中心に各地に拠点があります。
社長がセブ支局の会長をしているのと、今回の議題は今後私も関わるプロジェクトに関連するから参加させてもらいました。

で、職場より少し離れたところでの開催だったので、タクシーで移動しました。
その際、すぐそばのビルで起業されているY社長と一緒に移動したのですが、その中で面白い話を聴けたので今日はその話を書きたいと思います。

 

簡単に言うと、海外でうまく働いていける人の条件についてお話ししました。
私は自分が働く側として、及び周りの方の様子を見て考えるところがあるのですが、Y社長は採用する側でもあるので採用するときにどういう人を取るかという視点で話してくれました。
その際、ITのスキルだとか最低限の英語が話せるかだとかも重要ですが、一番重要になるのはストレス耐性だということです。
耐性と言っても「強い」つまりストレス許容量が大きいということではなくて、ストレスをいかにうまくコントロールできるかということです。
ストレスを貯めて発散できるのでも良いのですが、それ以上に「ストレスと感じることを減らせるかどうか」が肝になります。

セブでは公共交通機関が発達しておらず、大渋滞はしょっちゅうです。
日本人ならタクシーを使って移動しても安いと思うかもしれませんが、エアコンがガンガンに効いていて、運転手とのコミュニケーションがあまりうまくいかず、そして道はでこぼこでしょっちゅう揺れる。
だからといって歩くには暑すぎるし、突然の雨もある。空気も排気ガスで汚いです。
言わなくてもわかることかもしれませんが、生活する環境は日本よりも悪いです。

加えて、仕事場から受けるストレスも日本よりも少ないということはありません。
当たり前ですが、仕事なのでできなければ給料は上がりませんし、解雇ということもあります。加えて英語(日本語以外)でやり取りをする時間も増えるので、それをストレスに感じる人にとっては厳しいものがあります。

他にもいろいろとありますが、結局のところ、これらをストレスとして感じるかどうかというのは本当に大きなポイントです。
通常の生活でもストレスはあります。そこに、海外で暮らすことでストレスの要因が増えるとなると、いくら許容量が大きくてもどうしようもありません。
最終的にはパンクしてしまいます。

だから、ストレスをストレスと感じることなく受け流せるかどうかが大事になってくるわけです。
海外の違う文化を楽しめるか。興味を持って接することができるか。
それでいて、犯罪も多いので気を抜かずに自己防衛できるか。
ペースは人それぞれだと思いますが、うまく適応していく方法を見つけていけるかどうかが大事です。

私もちょいちょい風邪を引いているので、はたして適応できているのかどうか疑問ですが、これは適応している過程で出ているものだと考えて、前向きに乗り切ります。

 

それでは、また。