さいごーどんの備忘録

香港⇒セブ⇒日本とセブを行ったり来たり 「毎日続ける」ことを目標に毎日の気づきと、時々現地の情報をお送りします。

空港からどうやって帰ろうか?

みなさんこんばんは。さいごーどんです。

 

実は今日の早朝まで香港を離れてフィリピンのセブ島へ6日間ほど滞在していました。香港も一般的なイメージとしては年中暖かいところかもしれませんが、流石に常夏のセブとは比べ物になりません。実は香港の冬はそれなりに寒く、気温が10℃を下回ることも少なくないため、年中半袖で大丈夫とかそんなことは全くありません。むしろエアコンがクーラーしかないなど寒さへの対策があまりできていないため、防寒グッズは必需品だと言えるでしょう。ユニクロヒートテックはかなり売れているようです。

少し話がそれましたが、今回私は香港国際空港からセブへとセブパシフィック航空の直行便で行き来しました。

香港はその立地の良さからアジアのハブとして機能しています。空港も大きく、第一ターミナルと第二ターミナルにそれぞれ様々なお店がはいっている上、徒歩で移動もできるため非常に使い勝手が良いと言えます。

ただ、実は香港に来て困るのが空港からの移動手段です。もちろん、お金に糸目をつけなければタクシーでどこまでも行けるのですが、それはかなり少数派だと思われます。今回は、自分の経験も踏まえつつ、空港と香港各地を結ぶ移動手段について簡単にまとめてみたいと思います。

1. エアポートエクスプレス

名前にエアポートと付くだけあって、一番移動手段としてイメージがしやすいのがこのエアポートエクスプレスではないでしょうか。香港国際空港と香港の中心地である「香港駅」をわずか30分で結ぶ快速列車です。途中の停車駅は「青衣(Tsing Yi)」、「九龍(kowloon)」の二駅だけで、香港島方面へ向かうのであれば間違いなく一番便利な手段でしょう。車内ではWi-Fiを使用でき、スマホやノートパソコンの充電も可能です。ただ、速さと便利さを兼ね備えている分運賃もかなり高めに設定されています。片道の運賃が大人100香港ドルであり、日本円だと約1500円ほどになります。(九龍からだと90香港ドル、青衣からだと60香港ドル

香港島方面へ移動する場合は文句なしの速さで運賃に見合う価値があるのですが、九龍半島のメイン観光スポットや、新界方面へ行く場合にはあまり便利ではありません。私は住所が大学内にあり、最寄り駅は「大学駅」なので、残念ながらエアポートエクスプレスを使うとむしろ余計に時間がかかるだけになってしまいます。そのような場合は、他の手段を使います。

 

2. タクシー

空港のタクシー乗り場から行き先を案内スタッフに伝えるだけで、好きなところへドア・トゥ・ドアで連れて行ってくれます。大きな荷物があってもトランクに入れてもらえますし、仮にトランクからはみ出すような大きさでもロープを使って縛ってくれるため、なんとかして運んでもらえます。私も留学に来てすぐの時には友人たちを含めた3人分の荷物をトランクに押し込み、ロープで固定してトランクのふたは半開きのまま大学へやってきました。便利な分運賃は高く、毎回の移動で使用するのは少しむずかしいかもしれません。

 

3. バス

多くの人が使う移動手段が、バスです。空港から香港各地へのバスが出ており、あらゆる場所へ行くことができます。私も大学へ戻る際はA41という番号のバスに乗り、新界地域最大の街である沙田へ行き、そこから電車で移動します。ある程度距離が離れている場所からは特急バスが運行しており、ほとんど途中のバス停には停まらずに目的地へ向かうことができます。また、費用もかなり安く抑えられている場合が多いため、最もバランスの取れた移動手段と言えそうです。ただし、運賃はオクトパスという日本のSuicaのようなICカードか現金でしか支払えず、現金の場合お釣りが出ないため注意が必要です。

参考:空港から各地へのバスの一覧

 

大体の場合、

香港島に行く&お金に余裕がある:エアポートエクスプレス

お金に余裕がある:タクシー

新界に行く:バス

という形になります。

 

ここで気づかれた方もいるかもしれませんが、実は香港国際空港には香港の便利な地下鉄は乗り入れていません。そのため、地下鉄での移動が便利な九龍半島の各地へは、なかなか行きにくいのが現状です。もちろん、九龍半島各地へ向かうバスもあるのですが、途中停まる駅が多く、時間がかかってしまうことがよくあります。

そこで、多少時間と手間がかかるものの、確実に移動できる方法があります。

それが、こちらの方法です。

4. バス+地下鉄(MTR

香港国際空港には地下鉄が乗り入れていないものの、すぐそばには地下鉄の駅「東涌(Tung Chung)駅」があります。空港のバスのりばから出ているS系統のバス(S1、S56、S64、S64X)を使用することで、東涌駅まで移動できます。そこまで移動できれば、後は地下鉄の乗り換えだけで香港のほとんどの場所へ行くことができるため、移動がかなり楽になります。バスで直接目的地へ移動できるのであればそれが一番良いのかもしれませんが、渋滞に巻き込まれることもなく、降りる場所もより簡単にわかるため、九龍半島方面へ行くのであればこの方法はおすすめです。

(また別の記事で詳しく紹介できれば良いなあと思っております。)

 

今回は空港からの移動方法について書きました。

詳しい情報をさらに追加していきたいと思います。

今回も読んでくださりありがとうございました。

それでは、また。